【日帰り】屋久島 白谷雲水峡〜縄文杉 縦走トレッキング (2025年GW) | 体験記

2025年のゴールデンウィーク (GW)に屋久島に行ってきました。日帰りで白谷雲水峡と縄文杉を踏破したのでその記録です。(後日、今回の旅支度や計画についての所感も投稿予定です)

目次

白谷広場 (早朝6:15)

今回、白谷広場をスタートにして、白谷雲水峡から楠川分かれを通って縄文杉に向かい、荒川登山口をゴールとしたコースをトレッキングすることを考えました。なお、ツアーガイドはつけず、ひとりで歩きました。

まず、宮之浦の民宿から事前に予約していたタクシーで白谷広場に向かいました (早朝はバスが出ていなかった)。早朝6:15に入山してトレッキングスタートです。入ってすぐ、弥生コースを経由して向かうことにしました。

気根杉 (6:25、出発してから10分)

早朝だからかゴールデンウィーク (GW)にも関わらず、弥生杉コースには人が一切いませんでした。歩いてすぐ、気根杉がありました。

弥生杉 (6:30、出発してから15分)

弥生杉です。2024年8月の台風10号で倒壊した状態のままです。

奉行杉コースは通行止めなので、太鼓岩コースを通ります。

くぐり杉 (7:45、出発してから1時間半)

くぐり杉です。入山してすぐは人がいませんでしたが、くぐり杉付近で少しずつ他の人とすれ違うようになりました。

シカの宿 (7:50、出発してから1時間半)

くぐり杉からすぐにシカの宿がありました。

七本杉 (7:50、出発してから1時間半)

シカの宿からすぐに七本杉です。

苔むす森 (7:55、出発してから1時間半)

「もののけ姫」の舞台と言われている苔むす森に到着しました。出発してから約1時間半で到着できました。

有名どころなので人が多いと思いきや、GWなのに人が全くいませんでした。おかげで写真を撮り放題でした!写真を撮りつつ小休憩です。

武家杉・公家杉 (8:15、出発してから2時間)

苔むす森からしばらくして武家杉・公家杉がありました。

かみなりおんじ (8:25、出発してから2時間)

かみなりおんじがありました。この木からすぐの辻峠から太鼓岩へと向かいます。

ここから太鼓岩へ向かう道で急に難易度が上がりました。今まではウォーキングみたいだったのに、この道だけは登山という感じでした。

太鼓岩 (8:40、出発してから2時間半)

山頂に太鼓岩がありました。

写真からは伝わりにくいですが、一面が山で絶景でした。太鼓岩ではほかに登山客がいたため、写真は少しだけ。また、すぐに霧 (雲?)に覆われて写真を撮れなくなったのが残念でした。

女神杉 (9:00、出発してから3時間)

太鼓岩の帰り道にある女神杉です。女神杉を通り過ぎたら、辻峠に戻ります。ここから楠川分かれを目指して縄文杉コースへの合流を目指します。

辻の岩屋 (9:05、出発してから3時間)

楠川分かれに入ってすぐ辻の岩屋です。「もののけ姫」の白い犬がいた場所のモデルです。

個人的に、楠川分かれまでのこの道中が一番神秘的な風景でした。ほかの観光客もいないので、ひとりで木と苔の世界を楽しむことができました。

楠川分かれ (トロッコ道に合流) (9:45、出発してから3時間半)

出発してから3時間半歩いて、白谷雲水峡からトロッコ道に合流できました。ここから縄文杉に向けて歩きます。はじめはトロッコ道が続きます。今まで歩いてきた道と違って平坦なので非常に歩きやすいです。

この時間に縄文杉を向かう観光客はいないようで、対面から帰りの登山者とすれ違うことはあっても、縄文杉に向かっている人は私以外にいませんでした。おかげで自分のペースで好きに歩くことができました。

楠川分かれからすぐの、トイレがある広場のような場所でトイレ休憩するとともに、水飲み場があったので水を補給しました。

仁王杉 (10:40、出発してから4時間半)

仁王杉です。ひたすらトロッコ道なので飽きてきます。

大株歩道入口 (10:55、出発してから4時間半)

トロッコ道の終着である大株歩道入口に着きました。看板には午前10時までに出発するように記載がありますが、到着したときはすでに11時頃でした。この時間から入山するのは私だけのようでした。

ウィルソン杉 (11:15、出発してから5時間)

ウィルソン杉に到着しました。帰り道と思われるツアー客がそばの広場で休憩していました。

ウィルソン杉でハートマークになるように写真を撮るにはカメラの位置が重要です。撮り方が分からず苦戦していたところ、たまたまそばにいた帰り道のツアーガイドさんが教えてくれたので、最終的にきれいに写真を撮ることができました。ツアーガイドさんに本当に感謝です。

ウィルソン杉から次の大王杉に向かう道中、野生のシカとサルに出会いました。見にくいですが、下の写真の中央付近にシカとサルが1匹ずついます。

大王杉 (12:00、出発してから6時間)

大王杉です。

帰り道の観光客とすれ違うことが多くなってきました。上り優先で道を開けてくれるツアーガイドが多いのでお礼と挨拶をしつつさらに進みます。

夫婦杉 (12:00、出発してから6時間)

大王杉からすぐの夫婦杉です。

縄文杉 (12:25、出発してから6時間半)

目的地の縄文杉に到着です。

観光客がたくさんいました。ほかの人より遅く入山しましたが、最終的にツアー客と同じような時間になりました。大株歩道入口で往復4時間と記載されていましたが、片道1時間半で到着したので時間的に余裕があることが分かりました。

今までの道中はほとんど人がいなかったのですが、ここだけ観光地という感じで観光客が多かったです。そのせいで、正直なところあまり感動がありませんでした。個人的に、道中の木と苔の世界のほうが神秘を感じました。

しばらく滞在してから荒川登山口に向かいます。帰り道はほかのツアー客とかぶっていたので、追い抜きながら進んでいきます。そして、14:00頃に大株歩道入口に戻ってきました (出発してから約8時間)。ここからトロッコ道です。ひたすら早足で荒川登山口に向かいます。

トロッコ道の途中でまたサルに遭遇しました。

シカもまた見つけました (2匹も)。

小杉谷・石塚集落 / 小杉谷小中学校跡 (15:15、出発してから9時間)

往路は楠川分かれから入っていたので、行きで通らなかった小杉谷・石塚集落に寄りました。早足で歩いていたこともあり、ツアー客はほとんどいませんでした。

荒川登山口 (15:45、出発してから9時間半)

ゴールの荒川登山口に到着です。

白谷雲水峡から出発して縄文杉を経るコースを9時間半で踏破することができました。歩いた距離は21.3 kmでした。

荒川登山口で協力金を支払うとともに帰りのバスの乗車券も購入しました。GWだったこともあり、16:15発の臨時バスに乗ることができ、バスで屋久杉自然館に向かいます。そして、屋久杉自然館17:10発のバスに乗り、宿泊先の安房まで帰りました。

まとめ

日帰りで白谷雲水峡と縄文杉のトレッキングは可能でした!GWの観光客が多い時期でしたが、事前に思っていたほど混んでいませんでした。

ほかの観光客やツアー客と時間が被らなかったので、ひとりで自由に歩くことができました。ほかの観光客がいないので、写真や動画も基本的に取り放題でした。日帰りの白谷雲水峡と縄文杉で写真を撮る時間がないかも?と思っていましたが、実際には道中で写真や動画を約400枚近く撮ることができました。

休日の都合で1日しか予定を取れない人は本ページのルートを参考にしてみてください。

気を付けるべきことや準備物は後日、別ページにまとめる予定です。

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